最近読んだ本の感想とか 2020年3月版

読んだ本

笑いのカイブツ/ツチヤ タカユキ著

1日2000ボケを考えるようになっていたという「伝説のハガキ職人」ツチヤタカユキ氏が書いた伝記のような本。

 

ぼくはデザイン笑いはよく似ている部分があると思っていて、お題に対して答えを出す大喜利が得意な人はデザインも得意だろうなと。

大喜利はアイデアとセンス、その瞬間の空気などを短時間でまとめて正解を出す作業を繰り返す。

デザインにおいてもクライアントからのお題に対して正解の答えをつくっていく作業。

お題に対してアイデアを出し続けるという課題についてどう書かれているのかが気になって「笑いのカイブツ」を読んでみた。

 

冒頭にも書いたけど1日2000ボケ。これだけのボケを繰り出すのは尋常じゃない。よく聞く話だけど何かを生み出す人はやはり孤独である。

その尋常じゃない生活っぷり。ボケを生み出すためだけに生きるということはどういうことかが書かれていて、それはストイックという言葉では足りない。

ハガキ職人は全国にたくさんいるけど「伝説のハガキ職人」ともなると上位の数パーセントしかいない。この数パーセントの人がいかに努力しているかがわかる。

膨大な量のアイデアを生み出すこと。同時に膨大な量のボツにも屈しないメンタル。このあたりは本当に見習わないといけない。

 

この本は「笑い」がテーマではあるけど、何かを成し遂げたいものがある人には刺さる1冊だと思う。自分がカイブツになる必要はないけれど、競合している相手はもしかしたらカイブツかもしれないぜ。

笑いのカイブツ/ツチヤ タカユキ著

 

チーズはどこへ消えた?/スペンサー・ジョンソン 著

チーズをめぐるたとえ話で「現状維持は少しずつ目減りする」をわかりやすく書いてある本。

 

人間は基本的に変化を恐れる生き物だけど、変化をしないと成長することができないし、場合によっては生き残ることができない。

それは頭ではわかっているけど、なかなか行動がおこせないという人におすすめの1冊。

 

この「チーズはどこへ消えた?」を読み終わって、だれかが言っていた「世界は下りのエスカレーターみたいなもので、現状維持をしているだけではゆっくりと後退してしまう」という言葉を思い出した。

そもそも現状維持なんて言葉は幻想で、生きていれば毎秒老いていくし、周りの環境も変わっていく。その中で柔軟に変化に対応していくのか、変化を見越して先に行動を起こすのか。それとも現状維持という幻想を抱いて目減りしつづけるのか。

あなたが大切に持っているそのチーズは食べたらなくなるし、食べなくてもいつかは腐っちゃうよ。

チーズはどこへ消えた?/スペンサー・ジョンソン 著

 

嫌われる勇気/岸見 一郎、古賀 史健 著

前々から読もうと思っていて読めずにいた1冊。

「よそはよそ。うちはうち」という考え方で良いということが書かれている。その結果嫌われても知らんがなと思っておけば良い。

 

だれもが持っている承認欲求は無駄だから捨てろと本書は伝えている。

このSNS時代に承認欲求を捨てろというのは、とても大切な考え方。自分の人生は誰のために生きているのかを再確認するきっかけになるかもしれない。

 

・いま欲しいものは自分が欲しいからなのか。それとも誰かにすごいと言われたいからではないか。

・行きたい場所は自分の行きたい場所か。それともただインスタ映えしてイイネが欲しいだけか。

・自分のやりたいことか。それとも誰かの期待に応えるためにやっているか。

などなど。自分よりも他人の評価を期待した行動の先に幸せはない。

 

じゃあどうすればいいのかは課題の分離という言葉でわかりやすく説明している。

自分の課題か他人の課題か分けて考えて、他人の課題には一切関与しないというもの。

「親が子供に勉強する環境を整えても、勉強するかどうかは子供の課題であり親の課題ではないので、子供が勉強してくれないと悩むのは無駄」というように。

 

自分でコントロールできる課題には一生懸命がんばって、コントロールできないことは気にしてもしょうがないので無視する。

以前ブログに書いた映画「すべての終わり」の中の登場人物トムがこのルールに基づいて行動していて、しっかり役目を果たしていたのが印象的。

嫌われる勇気/岸見 一郎、古賀 史健 著

 

読んだ本
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