デザイナーはクライアントの想いをカタチにする仕事です。
想いをカタチにするためには、デザイン技術はもちろんアイデアの種が重要です。
いくらイラストレーターやフォトショップが扱えても、アイデアがなければ何も生まれません。
ロゴデザインに限らず、何かを創造する人は常にアイデアの種を集めています。
アイデアの引き出しを常にいっぱいにするには、日頃からインプットをしていかないといけません。
ロゴデザインのアイデア引き出しをパンパンにしておきましょう。
ロゴデザインのアイデアが枯れないインプット方法
アイデアが枯れないデザイナーになるために、インプット方法をいくつか代表的なものをご紹介します。
Pinterest(ピンタレスト)を眺める
もしあなたがまだPinterestにアカウントを作っていないのなら、すぐにアカウントを作成しましょう。
Pinterestで「デザイン」や「アート」などのキーワードで検索すると、優れたアイデアがいくつも表示されます。
気になるものを見れば見るほど、あなたのトップ画面はあなた好みに更新されていきます。
Pinterestは何かを創造する人なら必須。Googleの画像検索と併せて使う人も多いです。
美術館で美術鑑賞
PinterestやGoogleの画像検索はネットでいつでもどこでも気軽に見ることができますが、それは誰もがやっていること。
実際に自分の足で美術館に行って作品を鑑賞することで、あなただけの感性を養いましょう。
常設展なら比較的安く楽しめるのでおすすめです。
好きなデザイナーを見つけて作品を見る
これまで知らなかったデザイナーやアーティストを見つけて、作品を鑑賞するのもおすすめです。
何か副業を始めたくてロゴデザインを選択した人の中には、あまりデザイナーを知らないという人も多いのではないでしょうか。
有名なグラフィックデザイナーなんかを調べて、作品を鑑賞してみるのもあなたにとって良い刺激を与えてくれます。
Wikipediaにも有名なグラフィックデザイナー一覧があるので参考にどうぞ。
デザインの資料を集める
ネットで情報を集めているだけではインプットは偏るので、本を買ってアイデアを集めましょう。
ロゴデザインはもちろん、各種デザインに関する本はたくさん出ています。
デザインに関する本は専門書なので、それなりに値段がするものもありますが、自分への投資だと思うと安いものです。
外を歩く
気分転換も兼ねて街を歩くのもおすすめです。
会社やお店がたくさんあるところを歩きましょう。
ロゴというのはお手本があらゆるところにあります。
次々に目に入ってくる会社やお店のロゴを見て、なぜあのロゴはあのデザインなのか?と考えながら歩いていると様々な発見があります。
気になったものはスマホで写真を撮っておくと、自分だけの資料集になります。
それに偶然目に飛び込んできたデザインに巡り合いやすいので、ネットでの情報収集よりもおすすめです。
無料でできて気分転換になるし運動にもなるので、外を歩くというのは一番おすすめなインプット方法です。
映画鑑賞
今やサブスクが充実しているので、映画鑑賞が身近になりました。
身近になりすぎて鑑賞が追いつかないぐらい作品があります。
どんな映画を観ればいいのか?ですが、いろんなジャンルの映画を観ることをおすすめします。
映画には自分の知らなかった世界に連れていってくれる魅力があるので、心に残ったシーンがいつかあなたに閃きを運んでくるかもしれません。
ちなみに、映画鑑賞も手軽にできるアウトプット方法なのですが「インプットするぞ!」と意気込んで映画を観るよりは、何も考えず作品を楽しんで観た方がインプットしやすかったりします。
実際に手を動かして作り続けるまでがインプット
代表的なインプット方法についてお話してきましたが、実はインプットするだけではインプットは役に立ちません。
何かを生み出すためのインプットなのですが、それは見たり聞いたりしているだけでは生み出せないのです。
インプットをし続けて、実際に手を動かして何かをつくることでインプットが役に立つのです。
ガッツリと作品作りまではしなくても、ラフ、落書きをするぐらいでも構いません。
とにかく手を動かすことで、次回からのインプットの質も変わってきます。
逆に、手を動かさないでいると、インプットの質は劣化します。
インプットとアウトプットはセットなのです。
あなただけのインプットを大切にする
代表的なインプット方法についてお話しましたが、何か創造する人はここまでのことは皆んなやっていることなので、全て実行してもあまり差別化できません。
代表的なインプット方法はやっている前提で、さらにあなたの好きなことや興味のあることを掛け合わせることで、あなたにしか創れないものが出来上がります。
あなたが好きなことは何よりも大切にしてください。
アイデアの種は何もしないと枯れてしまう
デザイナーにとってアイデアが出なくなるというのは死活問題です。
インプットの量が減ったり、新しく興味をもつことがなくなると、簡単にアイデアの種というのは枯れてしまいます。
生活の中にインプットを習慣化しましょう。